
大阪・関西万博 イタリアパビリオンより小麦粉2トン受領
ジャパンハーベストは、大阪・関西万博における食品ロス削減および食料支援の取り組みの一環として、イタリアパビリオンのレストランより、有機栽培の小麦粉 約2トンを受け取りました。本件は、万博会場内パビリオンからの食品受領としては12月に入り9カ国目となります。今回受領した小麦粉の搬送には、インターコンチネンタルホテルグループ様よりご寄贈いただいたトヨタ・ハイエース(最大積載量1.2トン)を使用し、安全かつ効率的な物流を実現しました。企業からの実践的な支援が、現場での社会課題解決に直結する好例となっています。受け取った有機栽培小麦粉は、京都・大阪・兵庫・岡山の各地域において、子ども食堂、福祉施設、生活支援団体などへ寄付されました。特にクリスマス前のこの時期、小麦粉はクッキーやケーキ作りなどの行事に活用され、子どもたちにとって「食」を通じた体験や楽しみ、そして地域のつながりを生み出しています。また兵庫県内では、地元の高校生がこの小麦粉を使用してお菓子を製造し、高齢者施設や子ども食堂へ寄付する取り組みも行われており、世代を超えた地域循環の動きが広がっています。食品ロス削減と食料支援は、単なる廃棄削減や物資提供にとどまるものではありません。食品を受け取る人の心を動かし、前向きな体験や希望を生み出す力を持っています。ジャパンハーベストは、企業・非営利団体・地域が対等なパートナーとして連携することで、SDGs目標17「パートナーシップ」を軸とした実効性のある社会課題解決を推進しています。今後も全国、そして海外の企業・団体と連携しながら、食品ロス削減と食料支援の輪を広げてまいります。
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