NPO法人ジャパンハーベスト

Who we are

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私たちについて

ジャパンハーベストは、オーストラリアの慈善団体であるオズハーベストのユニークなモデルを採用した、世界で5つ目の団体です!創設者の成田賢一氏がオズハーベストを訪問した後、日本でジャパンハーベストを立ち上げ、それ以来、チームは食品を救い、必要としている人々に届けています。

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私たちは2018年に成田賢一によって設立されました。
オーストラリア、ドイツ、イギリスの食品ロス削減活動を取り入れた私たちの取り組みは、ユニークな取り組みとして日本国内に広がっており、農林水産省や消費者庁からも高い評価をいただいています。

ヘッダイメージ

The JapanHarvest Storyジャパンハーベスト設立と活動のお話

ジャパンハーベストは、2018年3月に成田賢一が設立した任意団体「フード・シェアリング・ジャパン」が母体となり21年4月に法人化し、誕生しました。22年3月には、オーストラリアを代表する慈善団体OzHarvestと協力関係を締結し、食品ロス削減とその有効活用を通じて、日本がより良い国になるよう、社会貢献を行なっています。


 成田は2005年から飲食店を経営し、2013年からは買い物支援の移動スーパー事業を行っています。移動スーパー事業の際に、玄関先までお伺いすることで、利用者の生活実態を目の当たりにしてきました。玄関が襖の家屋。ペットボトルや食料品のゴミの山に囲まれた生活をする利用者。財布はサプリメントが入っていた包装紙。ゴミが自宅中を覆っているので、自宅で布団に入る際にも靴を脱がない生活をする者・・・。利用者の生活の実態を目の当たりにした毎日から、成田は「販売ではない方法」で、生活困窮者に食品を届けられないかと考えるようになりました。


 2017年5月。とあるウェブニュースが目に止まりました。オーストラリアの慈善団体OzHarvestが食品ロスによる食品を品揃えした無料スーパーOzHarvest Marketを開始した、という記事でした。‘Take what you need, Give if you can.’ 「必要なものを取ってください。できるなら与えてください。」とも訳されるこの言葉をモットーに運営されているこのマーケットでは、品揃えされた食品はすべて無料であり、お金は支払える人が支払う仕組みとなっていました。成田はこのマーケットの取り組みから、食品ロス削減とその有効活用による、生活困窮者や買い物困難者に対する食品の寄付活動を開始することを決断しました。
 活動を開始する際、世界で行われている二つの活動を参考にしました。ひとつは、オーストラリアのOzHarvestが行っているフードレスキュー。冷蔵食品や野菜、パンなどをスーパーマーケットやホテルなどから受け取り、新鮮な状態で直接、それを必要としている支援団体にお届けする取り組みです。もうひとつは、ドイツのFoodSharingと呼ばれる市民活動。提携しているレストランやカフェなどに、1日数十人が食品を引き取りに行き、それを希望する者が消費することで、食品ロス削減を実現する活動です。
 これらをまとめて、「倉庫を持たないフードバンク」と位置付け、2018年3月9日に任意団体「フード・シェアリング・ジャパン」として、活動を開始しました。

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 朝6時に成田氏は提携しているスーパーマーケットに食品の受け取りに行き、食品量や種類、温度管理法などから、配達先を選別し、これらを必要としている団体に無料で配送を行いました。たった一人でのこの活動は、クリスマスや年末年始の休暇も関係なく続けました。
 2020年1月から2月にかけて、成田はイギリス、ドイツ、デンマーク、オーストラリアの食品ロス削減の活動をする12の団体を訪問し、世界の最先端の活動を学ぶとともに、オーストラリアのOzHarvest、ドイツのFoodsharing Bonn、イギリスの慈善団体Hubbubと関係を深めていきました。
 特にオーストラリアでは、OzHarverstの創業者のRonni Kahn氏に「OzHarvestのような団体、ジャパンハーベストを日本で始めたい!」と直訴し、その2年後に、事業協定を締結しました。成田はOzHarvestの哲学に深い感銘を受けています。
成田のたった一人での始まりから共感の輪は広がり、フード・シェアリング・ジャパンは、法人化し、NPO法人ジャパンハーベストとなりました。良質な食料が無駄になるのを防ぎ、困っている人々に食料を届けることによって、「私たちの国に栄養を与える」ことを使命とする主要なフードレスキュー団体となりました。

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OzHarvest 創設者Ronni Kahn AO と

 ジャパンハーベストは、毎日、地域社会に足を運び、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、カフェ、レストラン、ホテル、その他の食品事業者などから、質の高い余剰食品を集め、それを必要としている支援団体や行政機関、生活困窮者に無料で提供しています。
 私たちは活動を通じて、食品廃棄、食料安全保障、持続可能性について、人々に考える機会を与え、行動を変えさせることで、よりよい国づくりに貢献したいと考えています。持続可能な食文化を創造し、それをすべての人が共有できる社会づくりに挑戦したいのです。なぜなら、食べ物は無駄にするにはあまりにも貴重であり、何かを捨てるたびに、地球を犠牲にしていると感じているからです。
 ジャパンハーベスト・ファミリーの全員が同じ目的を持って、変化をもたらすことに全力を注いでいます。それは、献身的なスタッフ、情熱的で志を同じくするパートナー、そして私たちのメッセージを日々実践し、成長し続けるボランティアの「黄色い軍団」で構成される、巨大なチームワークです。
 ジャパンハーベストは、500円の寄付につき、2食分の食事を必要としている人々に届けることが出来ます。さぁ、みんなで手を取り合って、私たちの国に栄養を届けましょう。その先にある、美しい未来のために。

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5つの持続可能な開発目標

  • 飢餓をゼロに
  • 質の高い教育をみんなに
  • つくる責任 つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • パートナーシップで目標を達成しよう

理事長
成田 賢一

 1978年11月、倉敷市生まれ。95年、高校2年生(16歳)の頃、悪性腫瘍を患い、余命三ヶ月と診断される。抗がん剤による化学療法や数回の手術、無菌室での生活などを経験した。
入院時、病室の窓から外を眺めた時、「もう一度、病院の外で生活できるなら、世のため人のために、いただいた命を使おう。」と決心した。
 2005年、岡山県吉備中央町にて飲食店「ベルネーゼ」の経営を開始。ベルネーゼは岡山県知事認定「地産地消協力店」となった。国家資格の調理師免許取得、フランス「コルドンブルーパリ本校」での短期研修(2008)、ドイツでの日本料理店での就労(2011)などを経験した。2010年、自身が考案したメニューが、大手コンビニエンスストア150店舗で販売された経験を持つ。
 2013年に法人化し、買い物支援の移動スーパー事業を開始。この事業は、岡山県備前県民局地域づくり推進賞(2017)、岡山県優良小売店表彰大賞(2018)を受賞した。また、そのノウハウを伝授することにより、全国4つの自治体で移動スーパー事業が根付いている。
 2018年3月9日に、フード・シェアリング・ジャパンを創設し、食品ロス削減活動を開始。21年に法人化し、ジャパンハーベストとなった。そのユニークな手法により、農林水産省協賛の食品産業もったいない大賞審査委員会委員長賞(2019)、岡山市協働まちづくり賞(2020)、おかやまSDGsアワード(2021)、消費者庁食品ロス削減大賞消費者庁長官賞(2021)などを受賞。
 飲食店、移動スーパー、食品ロス削減。食を通じて、社会貢献を行う姿は、NHK WorldやThe Big Issue(UK)、The Courier(UK)を始め、2024年4月までに国内外メディアに125回紹介されている。
 桃山学院大学経済学部経済学科卒業。英国ノーサンブリア大学演劇学部留学。現在、岡山大学大学院公共政策修士課程に在学し、岡山県加賀郡吉備中央町議会議員も務めている。

OzHarvestへの訪問
OzHarvestへの訪問
消費者庁長官と
消費者庁食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞
伊藤明子消費者庁長官と

Organisation Info団体概要

名称特定非営利活動法人ジャパンハーベスト(JapanHarvest)
代表者理事長 成田 賢一
設立2018年3月9日
TEL0866-56-7187・080-5755-1995
所在地岡山県加賀郡吉備中央町上野2440番地52

定款

2023年度活動報告

Staffスタッフ

成田 賢一理事長

前田 泰史理事

高平 亮理事

森川 哲也ドライバー

露野 京子ドライバー

成田 郁枝事務・会計

前嶋 満智子支援スタッフ

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