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大阪・関西万博閉幕後、8か国パビリオンと連携して食品ロス削減を実施― オーストラリア・カナダ両政府とも公式に協働 ―
2025年10月14日から17日にかけて、ジャパンハーベストは大阪・関西万博(EXPO 2025)閉幕後の会場で、8か国のパビリオンと連携した食品ロス削減活動を行いました。
この取り組みでは、各国パビリオンのキッチンに残っていた冷蔵食品・冷凍食品・常温食品など約4トンを譲り受け、大阪府・兵庫県・岡山県・広島県・香川県にある児童養護施設、子ども食堂、行政機関、福祉団体などへ届けています。
閉幕直後という限られた時間の中で、関係者の協力により、食品を廃棄することなく社会の中で活かすことができました。
🌏 オーストラリア・カナダ両政府との協働
8か国のうち、オーストラリア政府とカナダ政府は公式に協働し、パビリオンスタッフとともに食品提供や搬出作業を行いました。
国際博覧会という舞台を越え、「食を通じた国際的な協働」が実現した今回の活動は、万博の理念「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現する試みでもありました。
🚚 広域フードレスキューとしての挑戦
ジャパンハーベストでは、2018年の設立以来、企業・農家・ホテル・行政などから寄せられた食品を活かし、子どもや家庭、福祉施設への支援を続けています。
今回のプロジェクトでは、冷蔵車による広域フードレスキューを実施。大阪から中四国エリアにわたる支援団体へ食品を届け、現場での笑顔につながりました。
代表のコメント:
「万博の閉幕を“終わり”ではなく、“始まり”にしたかった。
食べものを通じて国や立場を超えて協力し合えることを、世界中に示せたと思います。」
🌱 万博のレガシーを未来へ
万博という世界的なイベントのあとに残されたのは、“つながり”と“学び”でした。
この経験をもとに、ジャパンハーベストは今後も、国内外の企業・行政・団体と協働し、「食を通じて支え合う社会」を広げてまいります。
🙏 ご協力いただいた皆さまへ
本プロジェクトに関わってくださったパビリオン関係者、ボランティア、支援団体の皆さまに心より感謝申し上げます。
今回の活動の記録は、今後レポートとして公開予定です。